こんな記事が気になった
炎上っぽい「エンジニアから見たSIerがクソな理由」を読んで思うところがあったのでメモ。
働いている身として
「少なくとも90%以上のSIerはクソだと思っている。」という90%というのはオーバーにしても、言いたいことは、おおむね分かります。
自分も中堅SIerと言われる会社で働いていますが、同意する部分はとても多いです。
環境のところは、支給するコンピューターのパフォーマンスの影響は当然大きいと思うし、働く環境面のところも大きいと思います。弊社は、BYODなのもあって、原則支給はなし、客先から貰えですが、当然、廃棄直前端末も多いですね。普段は、ドキュメント見て、ターミナル上で開発とかの作業が多いので、動けばなんでもいいのですが、スペックいいとテンション上がるかも(笑) くらいかな。たまにあるクライアント端末で開発作業するとかは、スペック良くないとすごく困るけど。
技術水準は、枯れたモノつかうから新しいのは少ないからよくわかる。契約形態とかに関しては、組織の階層構造な状況とかを見ていると、思うところは多いですね。発注金額見てると、ほんと考えさせられる。
スーツがどうとかは、自分は格好なぞどうでもいい人なので、別にスーツにしろというならするし、しないならしない程度感心薄いかな。
常駐に関しては、以前の記事で書いているので略。自分はあんまり好きじゃないし、微妙と思ってる。
人格うんぬんは、「実力の癖には自己評価の高い奴が多い」ってのは分かるかなぁ。井の中のかわずというか、狭い世界でスキルが高いというのにうぬぼれてる人が多いのは確かなので。自戒の意味も込めて。
人間関係は、自分は悩んだクチなのでそうかもね。どっちが上とか下とか言ってる人は、いつか自分に返ってくると思っているので、気にしないことに。
やり甲斐は、難しいところだね。いろいろ思うところあって、一口には書けない。
昔は、良いところは、あったと思うのですが、今は、僕はあまりないと思っています。でも、一方では、SIer は、社会全体として必要だとは思うけど、エンジニアとして働くのは微妙なところもあって、つくづく考えさせられる。
僕は、目指すことがある人には勧めない。なので、新卒で弊社に入ってきて、優秀な子であればあるほど、何故、弊社にしたのかと聞く自分がいます。
自分も、管理職や、PMとかに興味がない中で、次の展開を考えないといけないなと思うこの頃ですが、決して若くないという点も悩みどころです。
続きがあった
いい環境で仕事しているなと羨ましく思う側面もありますが、
私は、ベンチャーだからというより、そういう環境もあるところにはあるという感覚でいます。ただ、ベンチャーの場合は、人数が限られるので、やることも多いし、求められる資質も多いと思うので、ベンチャーにはスキルが高い人が集まる傾向はあると思います。
いろんなことに首を突っ込むというのは、わりと大事なことかなと思っています。私も、客先で自分の仕事しながら、他のチームのことに口出ししてみたり、社内でやることに口出ししてみたり、引きずりこまれたり、いろんなことをやってますね。
それが、いずれいい方に転ぶのではないかという思いも若干あったりします。
そんな甘くはないか。
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